英会話：授業に団塊パワー 元教授らボランティア－－高田西中 ／奈良

6月20日14時1分配信 毎日新聞

　大和高田市池田の市立高田西中学校（城野良夫校長）で、定年退職した団塊世代を含む英会話ボランティアのメンバーが、総合的な学習の時間（１回１５分）に英会話を教える授業を今月から始めた。学校は「団塊パワーを教育に生かしてみませんか」と、市内外を問わず英会話ができるボランティアをさらに募っている。
　同校は昨春、地域の教育力を学校に生かすためボランティア地域人材バンクを設置。活動の第１弾として昨年１０月から英会話ボランティアを募集した。登録メンバーは元大学教授や大学講師、元会社員、主婦ら。メンバーらは「楽しい雰囲気の中で、卒業するまでに簡単な英会話ができるように」と、１、２年生（各５クラス）に教えている。
　今月１日にスタート。学習時間は原則、火、木、金曜日の週３回。メンバーは現在１８人。ボランティア代表の松村宗昭さん（６７）や、肥田友宏さん（７４）は「英語の発音を生徒らは熱心に聴いてくれるので、こちらも楽しくなる」と話す。２年生の中尾優希さんや、１年生の玉城豊蔵君らは「普段の授業より楽しい。頑張って英会話ができるようになりたい」と目を輝かせていた。
　城野校長は「優れた知識や技術を持つ団塊の世代の人たちが教育現場を支えてもらえたら」と話している
ヤフーニュースより　抜粋

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